2012年12月31日

魔法少女のソウルジェムって要するに心の均衡だよね

年内にとりあえず一回更新しておこうと思いまして、最近読んだまどか本の感想とかをちょこっと書いておきますね。

すっかりきららマギカが発売していたことに気づいて慌てて購入。アレいつまで刊行するんだろうね?巻頭は宮本監督の総集編解説インタビュー。第4話冒頭の食事のシーンは総集編では意図的に削ったとかそういう編集上の舞台裏が語られている。確かにTVシリーズをDVDで続けて観るとマミられたあとに目玉焼き喰ってるってどうなのよってなりますからね。



それと「まどか☆マギカthe different story」ようやく下巻まで読了。本編では交わることのなかった二人の魔法少女の関係に焦点を当てた「マミられなかった世界」。一応、別の平行世界での話という設定になっているものの本編の設定の補完し得るものでもあるだろう。本編でマミさんが唐突にさやかに放った「あなたは彼に夢を叶えてほしいの?それとも、彼の夢を叶えた恩人になりたいの?」という言葉の真意や、杏子がああいう家庭崩壊劇があったにも拘らず希望と絶望の相転移が起きなかったのかが本作を読むとよくわかる。ストーリーとしても完成度が高く繊細な人間関係描写は本編以上かもしれない。



エヴァ世界においてATフィールドが誰もが持ちえる心の壁であるように、まどかの世界におけるソウルジェムは心の均衡と言うべきものだろう。マミさんはあの事故で「家族全員が」ではなく自分一人だけ助かることを願ってしまった。その後の魔法少女としての異様なまでの利他的な姿はその贖罪だったのだろうか。

それでは皆様よいお年を。来年も宜しくお願いします。
タグ:アニメ 文化
posted by かがみ at 18:55 | 文化論