2015年12月31日

無意識という灼熱の煉獄

年末の大掃除というのは普段いかにやっていないかという現実に直面する作業であって日頃の怠惰の帰結の前にただただ慄然とするしかないですが、その分、片付いた部屋を眺める時は物凄い達成感があるわけです。

これは心理療法においても同様なんでしょう。心理療法というのはまさにこころの大掃除であり、これまで、自我の統合性と引き換えに無意識の下に抑圧し続けていたドロドロのコンプレックスをいまさら直視しないといけないわけですから。これは絶大な痛みが伴う荊の道になる。

しかしそれでもこの無意識という灼熱の煉獄の中に腕を突っ込んで襲い来る痛みに耐え切り、奥底に潜むコンプレックスを引き摺り出した瞬間にその痛みはカタルシスへと昇華する。

成る程、素晴らしいことですが、ただ、部屋もこころも、1度にそんな大掃除をしなくてもいいように、常日頃から、こまめにお手入れしておくに越したことはないでしょう。要は汚れにくいシステムの構築しておくことが大事なのです。

大掃除の教訓を得て、とりあえず部屋にはこまめに掃除できるよう手の届く位置に雑巾を用意しました。こころにも、気軽にメンタルデトックスができるものを用意しておくことが大切なことなんでしょうね。

では、どうか皆様、良い年の瀬を( ^ω^ )

河合隼雄の幸福論
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posted by かがみ at 23:27 | 心理療法