【参考リンク】

現代思想の諸論点

現代批評理論の諸相

現代文学/アニメーション論のいくつかの断章

フランス現代思想概論

ラカン派精神分析の基本用語集

2015年05月23日

だし巻き卵とは何を巻くかという問題

お弁当おかずのの常連、だし巻き卵。簡単なようでいて奥深い一品。最近ね、なんというか、極意めいたものを掴んだというか。まあ所詮はこれも独断と偏見なんですが。

だし巻きだし巻きって言うけどね、これは何を巻くのかっていう話なんですよ。間違っても卵ではない。いや、もちろん3回巻きとか某パッドのどのレシピにもそう書いてあるし、物理的にはそれで勿論合っているんだけど、主観というか気持ち的には、「だしを巻く卵」というのは文字通り、「だし汁」それそのものを巻くんですよ。

3回巻くっていうのはそうすることで、だし汁の「じゅわっと感」を卵の中に閉じ込めているんです。このだし汁の「じゅわっと感」こそだし巻き卵の本質なんですよ。

なのでレシピ的には卵に加えるのは出し汁だけで充分というか、某パッドの人気レシピみたいに砂糖とかマヨネーズとかいっぱい入れるのもまあ、それはそれで美味しいんだけど、畢竟、正統なだし巻き卵ではないんですよね。

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posted by かがみ at 00:41 | 時評/日記