2015年04月01日

解決性と共感性

何かを人に相談するというとき、その目的としては、ある問題を解決したいという場合と解決とかじゃなくてとにかく話を聞いてほしい共感してほしいという場合があるかと思います。あくまで一般論的にいえば男性の場合は前者、女性の場合は後者に重きが置かれるようですね。

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ただ、いまはよくも悪くも高度情報化したコミュニケーション社会なので、昔と比べて解決性より共感性が重視されるようになってるのは間違いない。それこそちょっとした情報が欲しいならグーグル先生が1秒で答えてくれるわけですし、何かを解決する目的で人に相談する比率は昔よりも下がっていると思うんです。

人に相談するのって結構コストとリスクがあるじゃないですか?それでもあえて誰かに相談するっていうのは、何かを解決したいんじゃなくて、話を聞いて欲しい、共感して欲しいという思いの方が大きいんでしょうね。ここを読み違えるとダメなんですよね。

ロジャースの来談者中心療法は心理療法のトレンドとしては昔ほどではないんだろうけど、共感的傾聴を根幹とした理論技法は基本的な人間理解において正しい核心と普遍性を持っている。そういうのを最近は勉強してるんですが、普段の何気ないコミュニケーションもこういう心理療法の理論とも通底する部分はあるでしょうね。

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