2014年08月22日

DSM-X-TRの功罪

最近訳あって臨床心理や精神医学の本をやたらと読み漁ってたりします。
「処方」の前提として「診断」があるわけだし、心の問題を扱うならば、物差しとしてDSM-X-TRくらいは理解していた方がいい気がする。あれも批判は色々あるんだろうけどね。例えばDSM-X-TRになって小児の双極性障害が40倍に増えたり操作主義的な精神医学には批判もあるんだろうけど、それは犯罪論が現行刑法を基準とせざるを得ないのと同じ。ラベリングの危険性には配慮しないといけないにせよ、さしあたっての物差しは必要。それにああいう精神医学のサイケデリカルな処は嫌いじゃない。

人の心の奥底は本当の処では解らんのだろうが、せめて理解する努力くらいはせいぜいしないとね。

posted by かがみ at 02:34 | 心理療法

2014年08月21日

断片的知識と体系的理解

Amazonから届いた本。

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「嘘は常備薬、真実は劇薬」などで有名な河合先生の言葉は箴言としても深いけど、そのまま覚えてもただの断片的な知識。教養の域を出ない。使いこなすためにはやっぱり大きな学術体系を理解することは多分、必要。断片的知識をいっぱい持ってても体系的理解がないとその知識は使えない。それは多分、文理問わずどの分野でも同じ。資料をいっぱい持ってても本棚に入れずに床に積み上げてたら、いざという時に探せないでしょう。

ところで、先の「嘘は常備薬、真実は劇薬」って言葉ですけど、心の機微も解らないバカにはあえて劇薬を飲み込ませるのも必要。要は使い所の見極めなんですよねー

今年は冷夏ですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。最近、心理関係の本にハマってまして折りに触れて書評や雑感等、ブログに投げていきたいな、と思ってます\(^o^)/

posted by かがみ at 02:24 | 心理療法